へその緒

母が、他界。続いて今年父が他界。

実家にある、私のへその緒が自分の手元に来た。

へその緒って、よく考えると、私だけの物ではない。

今はなき、母と私の肉体の一部である。

自分は今までそんなこと考えたこともなかった。

へその緒は自分のものと思っていた。

でも、それは全くの自分勝手。

母から出てきた私の証明だ。

私から見て、父と母、同列の「親」と思っていた。

全く、違う。母にとっての私は分身みたいなもの。

父から見た私は、分身ではない子供。

自分の女房見ても、やっぱり子供を心配しすぎる気持ちは、子供=自分だからだろう。

父親はどちらかと言うと子供を「客観的」に見るべきなんだろうなー。

それで、うまく行く。

なんか、へその緒見て取り留めなく書いてしまいまして。

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